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老人健康保健施設、「たき」によるHURマシンを使った研究発表



18.12.2008

12月に島根県の老人健康保健施設に作業療法士として勤める楠田敦子さんが、HUR社見学・研究結果の発表のためにフィンランド・コッコラ市を訪れました。彼女が勤務する施設は入所定員が50名、通所定員が20名であり、研究のためのトレーニングにはおよそ111人の高齢者の方が参加しました。トレーニングは2003年に始まり、現在も続いています。



楠田敦子さん(研究発表者)、島田美登梨さん(HUR社エリアマネージャー)、マリカ・ボリメスタルス-マキネンさん(HUR社輸出マネージャー)

老人健康保健施設、「たき」の概観


トレーニングの様子


研究では6種類・合計12機のHURマシンが使用され、多くの参加者は機器を使ったトレーニングにとても積極的でした。高齢者の方々はとても早くHURマシンに慣れ、空気圧を使ったトレーニングを楽しんで行っていました。エクササイズ開始後、多くの高齢者の方は体調が良くなったことを報告し、筋機能の向上が日常生活に与える影響の大きさを実感したようです。また、活動範囲が広がったという報告も多く出ています。

トレーニング結果によると、約90%に歩行能力の著しい改善を認め、高齢者の生活機能向上、精神的活発化に明らかな効果がみられたということです。また今後想定される超高齢化社会において、筋力向上トレーニングは高齢者の健康維持、要介護者の介護量軽減に寄与できる有効な一手段であるということが明らかになりました。


日本とフィンランド共同研究の可能性

楠田敦子さんの研究発表会には、フィンランドの理学療法士であるヤード・ラクソバックさんも参加しました。ラクソバックさんはウェルメッドという、高齢者のリハビリ・アセスメント方法を開発するプロジェクトに参加しており、楠田さんのフィンランド訪問に関して次のように述べています。
「日本で高齢者に対して、どのようなリハビリ・アセスメントが行われているか知るのはとても興味深かったです。楠田さんの発表はリハビリ分野における様々な新しい情報を与えてくれました。将来的に共同研究などを通して、世界に通用するリハビリテーションメソッドの開発に貢献できればと思います。」

楠田さんは共同研究の可能性に対して次のように話します。「私は、この研究を日本の様々な機関で発表してきました。そして多くの人々が、高齢者に対するマシントレーニングを活用した研究内容に興味をもってくれました。この研究において一番嬉しかったことは、参加者からのフィードバックです。1月にはまた新しいグループがトレーニングを始めます。フィンランドと日本の共同研究に貢献できることは、とても光栄に思います。」




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