最新テクノロジーを駆使した空圧式筋力トレーニング

07.02.2020

英BBCでフィンランドの政策・運動処方を紹介

BBCの番組で、HURスマートタッチを使用するフィンランドのジムと、地方自治体の政策が紹介されました。

フィンランドのクリッカという町では、2018年の夏から、65歳以上の住民にジムのチケットを無料提供しています。

(番組の内容)

フィンランドのジムへようこそ!
このジムで特徴的なのは、シンガーであるパーソナルトレーナーだけではありません。
このジムは高齢者に向けてデザインされたものであり、65歳以上であれば、無料で通うことができます。

「このジムは無料なんです。とても大きな利点です。」
「エクササイズはとっても簡単です。」

高齢者の方々は、ジムを無料で利用するためのバウチャーを得ることができます。
ジムは簡単に使用できるように、デザインされています。

「まずブレスレットをもらいます。それをスクリーンにかざすと、すべきこと(運動内容)が表示されます。」

ブレスレットは、高齢者に個別にデザインされた運動プログラムを提示します。

無料のジムセッションを提供することは、地元の市長のアイデアでした。


市長インタビュー


「資金は、クリッカ市の自治体から提供されます。
予防医療や、人々が自分自身のケアができるようにするために、どのように支援するかについて、多くの議論がありました。しかし、実際のアクション(対策)はとてもわずかなものでした。」

市長の計算は簡単です。
運動は、認知症、心臓病、一部の癌などの発症の可能性を減らすことができます。
したがって、無料のジムセッションの提供は、人々が必要とする社会的ケアの減少を意味しています。

「このバウチャーは、1人あたり年間最大800ユーロです。
在宅介護を定期的に受ける場合、1人あたり年間約8,000ユーロです
また、24時間体制でケアを受けるケアユニットにいる場合、自治体の費用は約4万ユーロです。」

このスキームは2018年9月に開始されました。
平均して、高齢者の利用者の脚の筋肉は30%増加しました。
多くの人はバランス機能が改善し、鎮痛剤の必要性が減りました。

「運動しているとき、とても良い気分です。高齢者にバウチャーを提供することは、とても良いことです。
彼らは運動が非常に重要であることを理解していると思います。」

ウェイトの代わりに、これらの機器は空気圧を使用します。
目的は、負傷のリスクを減らすことです。

「私は週に2回、自転車に乗って通います。
毎週水曜は、10時に来ます。みんなに会いたいという思いもあり、通っています。
私たちのグループで最も高齢なのは、95歳の利用者です。」

バウチャーを使用する人々は、ジムで新しい友達ができると話しています。
多くの人は、孤独感が減り、メンタルヘルスが改善したと話しています。

(パーソナルトレーナーのインタビュー)
高齢者がジムに来るのはとても良いとことだと思います。すばらしいことだと思います。

人生は素晴らしいです。私たちにはこの瞬間しかありません。今この瞬間を生きることがとても重要です。
過去は過去、未来は未来。でも私たちには、いま、この瞬間しかないのです。